獅子
真田幸村の兄にして、“信濃の獅子”と謳われた真田信之。松代藩に善政を敷いた老雄は、九十歳を超えすでに隠居していたが、当主を譲った息子の突然の死をきっかけに、家督相続に頭を悩ませることに。その内紛に乗じ、“下馬将軍”と呼ばれた老中酒井忠清は隠密を使い陰謀をめぐらすが、信之には藩を守るための秘策があったー。巨編『真田太平記』の後日譚にあたる、爽快なる傑作。
真田幸村の兄にして、“信濃の獅子”と謳われた真田信之。松代藩に善政を敷いた老雄は、九十歳を超えすでに隠居していたが、当主を譲った息子の突然の死をきっかけに、家督相続に頭を悩ませることに。その内紛に乗じ、“下馬将軍”と呼ばれた老中酒井忠清は隠密を使い陰謀をめぐらすが、信之には藩を守るための秘策があったー。巨編『真田太平記』の後日譚にあたる、爽快なる傑作。