小説むすび | 士魂の音色(おんしょく)

士魂の音色(おんしょく)

士魂の音色(おんしょく)

出版社

新潮社

発売日

1994年9月1日 発売

剣に将来を託し、武市半平太の命ずるままに暗殺剣を振るい続けた岡田以蔵の末路(「魔剣」)。世情騒然たる京都三条小橋のたもとにうずくまる老乞食と維新を焦る桂小五郎との奇妙な交流(「膿殺」)。西洋菓子の原型を日本で造り上げた紅屋留吉と維新後の永倉新八との不思議な因縁(「剣菓」)-幕末から維新の激流に翻弄されながらも、苛烈に生きた志士たちの命運を刻んだ九つの時代異譚。

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