小説むすび | 風の万里 黎明の空(上) 十二国記

風の万里 黎明の空(上) 十二国記

風の万里 黎明の空(上) 十二国記

出版社

新潮社

発売日

2013年3月28日 発売

人は、自分の悲しみのために涙する。陽子は、慶国の玉座に就きながらも役割を果たせず、女王ゆえ信頼を得られぬ己に苦悩していた。祥瓊は、芳国国王である父が簒奪者に殺され、平穏な暮らしを失くし哭いていた。そして鈴は、蓬莱から辿り着いた才国で、苦行を強いられ泣いていた。それぞれの苦難を負う少女たちは、葛藤と嫉妬と羨望を抱きながらも幸福を信じて歩き出すのだがー。

関連小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP