小説むすび | 海峡の鎮魂歌(レクイエム)

海峡の鎮魂歌(レクイエム)

海峡の鎮魂歌(レクイエム)

出版社

新潮社

発売日

2016年2月27日 発売

昭和9年春、函館の潜水夫・泊(とまり)敬介は、時化(しけ)る海と吹き荒れる風に妙な胸騒ぎを感じていた。予感は的中し、猛火が街を襲う。妻子と母を探し歩く敬介だったが。そして、昭和20年の函館空襲、昭和29年の洞爺丸沈没。立ち直ろうともがく敬介に、運命は非情な仕打ちを繰り返す。震災から半年後、仙台在住の著者が悩み迷いながら筆をとった、再生と希望の長編小説。『烈風のレクイエム』改題。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP