小説むすび | 見張り塔からずっと

見張り塔からずっと

見張り塔からずっと

著者

重松清

出版社

新潮社

発売日

1999年8月30日 発売

発展の望みを絶たれ、憂鬱なムードの漂うニュータウンに暮らす一家がいる。1歳の息子を突然失い、空虚を抱える夫婦がいる。18歳で結婚したが、夫にも義母にもまともに扱ってもらえない若妻がいる…。3組の家族、ひとりひとりの理想が、現実に浸食される。だが、どんなにそれが重くとも、目をそらさずに生きる、僕たちの物語ー。「カラス」「扉を開けて」「陽だまりの猫」。

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