小説むすび | 青い扉

青い扉

青い扉

出版社

新潮社

発売日

1998年4月1日 発売

香西レイは18歳。札幌の女子短大に在学中。心の底に焦燥を抱えるレイは、無邪気な同級生たちとは相容れず、ひたすら詩作に熱中していた。周囲との距離を保つことで、居場所を確保するレイだが、自分を取り巻く環境と無縁ではいられない。虚言癖のある先輩、不感症の女、ストーカーまがいの男…。様々な人たちと出会いながら、心の扉を開け放とうと呻吟する女性を描いた自伝的長編。

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