小説むすび | 総会屋勇次

総会屋勇次

総会屋勇次

著者

江上剛

出版社

新潮社

発売日

2006年11月1日 発売

刑務所から二年ぶりに娑婆に戻った総会屋の木下勇次。だが、彼を待っていたのは、最愛の娘が自殺したという事実だった。娘の死の理由を調べる勇次は、その背後に投資ファンド経営者として暗躍する男の影を見て…。下請けの口を封じ違法建築に走る大手デベロッパー、行員の労災さえ認めない銀行トップなど、醜い企業論理と経済界のアウトローの闘いを五篇収録。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP