小説むすび | 輪廻の暦

輪廻の暦

輪廻の暦

出版社

新潮社

発売日

1997年1月30日 発売

空しい結婚生活は破綻した。孤独な「朔太郎の娘」は、一人息子を育てながら、ようやく書くことで生きがいを見出す。しかし、淡い恋も失い、昔、父を裏切り、自分を捨てた母を捜して引き取ったことで、我儘と狂気に翻弄される嵐のような日々が始まった。一族の酷薄な仕打ちと暗く閉ざされた青春を描いた衝撃のベストセラー「蕁麻の家」、不幸な結婚を赤裸々に綴った「閉ざされた庭」につづく、著者渾身の自伝小説。

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