小説むすび | 死顔

死顔

死顔

著者

吉村昭

出版社

新潮社

発売日

2006年11月20日 発売

生と死を凝視しつづけた作家が、兄の死を題材に自らの死生観を凝縮し、死の直前まで推敲をつづけた短篇「死顔」。死の静謐を期し、延命措置への違和が表明されている。著者の最期とも符合する表題作など、全五篇の遺作小説集。

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