小説むすび | 黄金の樹

黄金の樹

黄金の樹

出版社

新潮社

発売日

1989年5月1日 発売

昭和20年代後半、政治の季節-。文学への志と両親との葛藤に苦しむ、東大生・倉沢明史の前に現れた年上の女・麻子。政治に走る友人たちへの負い目と、彼女への欲望の間で揺れ動く明史。そして、失ったはずの恋人・棗との再会、恋の成就-。彼の青春は一つの完結を迎えた。

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