小説むすび | 緋の河

緋の河

緋の河

出版社

新潮社

発売日

2019年6月27日 発売

男として生まれた。でも、あのおねえさんみたいな、きれいな女の人になりたいなーー。蔑みの視線も、親も先生も、誰に何を言われても関係ない。「どうせなるのなら、この世にないものにおなりよ」。その言葉が、生きる糧になった。カルーセル麻紀さんのことを、いつか絶対に書きたかった、という熱い思いが物語から溢れ出る。

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