小説むすび | 孤蝶の城

孤蝶の城

孤蝶の城

出版社

新潮社

発売日

2022年5月18日 発売

モロッコで秀男はカーニバル真子の「最後の仕上げ」となる手術を受け、日本で初めて「女の体」を手に入れた。好奇と蔑みの目、喝采と屈辱を浴び、話題を振りまきつつ、やがて追い詰められていく。「自己」と闘う思春期から(『緋の河』)「世間」と闘う激動期を活写する完結篇。

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