艶隠者(えんのいんじゃ)
京都東山の自然を取り込んだ優艶な庭園で名高い詩仙堂を建てた漢詩人、石川丈山。家康の側近く仕え、大阪夏の陣に一番乗りを果たすほどの猛将だった彼が、大大名への栄進の道を棄てて、詩仙堂に隠棲したのは何故か。「尊公は日本の李白、杜甫です」と朝鮮通信使の詩学教授を驚嘆させた艶隠者の、生涯の秘密に迫る力作長篇。
京都東山の自然を取り込んだ優艶な庭園で名高い詩仙堂を建てた漢詩人、石川丈山。家康の側近く仕え、大阪夏の陣に一番乗りを果たすほどの猛将だった彼が、大大名への栄進の道を棄てて、詩仙堂に隠棲したのは何故か。「尊公は日本の李白、杜甫です」と朝鮮通信使の詩学教授を驚嘆させた艶隠者の、生涯の秘密に迫る力作長篇。