小説むすび | 受け手のいない祈り

受け手のいない祈り

受け手のいない祈り

出版社

新潮社

発売日

2025年3月26日 発売

他人の命のため、自らの命を削る。過酷な救命の現場を描く、魂の衝撃作。感染症の拡大を背景に周囲の病院の救急態勢が崩壊する中、青年医師・公河が働く病院は「誰の命も見捨てない」を院是に患者を受け入れ続ける。長時間の連続勤務による極度の疲労で、死と狂気が常に隣り合わせの日々。我々の命だけは見捨てられるのかーー芥川賞受賞の気鋭が医師としての経験を元に描いた、受賞後初の単行本。

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