小説むすび | 沈める寺

沈める寺

沈める寺

出版社

新潮社

発売日

1987年6月1日 発売

由緒ある大寺の坊守りとして人々の尊敬を受ける祐子。その一人息子をめぐって起る、女子高校生と美貌の女祈祷師との恋の鞘当て。親鸞の説く「弥陀の願海」を常に心に図りながら、若者の恋争いにまきこまれるように祐子にも思わぬ試練が…。何時の世にも変らぬ煩悩を因襲と新時代との交錯の中に濃密に描く。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP