小説むすび | 恋を売る家

恋を売る家

恋を売る家

出版社

新潮社

発売日

1998年4月15日 発売

宗教の島・久高島から、本島へ嫁いだ朝子。婚家は誇り高い神女殿内で、接収された軍用地からは莫大な使用料が-幸福を約束されたかに思えた結婚だったが、家の資産を狙うヤクザ者が夫に近づき、朝子の心は次第に“濁った闇”に包まれてゆく…。『日の果てから』『かがやける荒野』に続き、沖縄を代表する作家が、激しく揺れ動く現在の島を舞台に“沖縄の魂”の変貌を描き切った一作。

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