小説むすび | 瀕死の白鳥

瀕死の白鳥

瀕死の白鳥

著者

大野芳

出版社

新潮社

発売日

1999年2月15日 発売

ペトログラード、ヘルシンキ、ハルビン、上海、そして日本へ。母と妹の手を引いて、苛酷な運命にひとり立ち向かったエリアナ・パブロバ。彼女には二つの武器があった。その類稀れな美貌と、驚嘆すべきバレエの才能。彼女はこの武器で危機を脱し、日本バレエ界を導く星となった。しかし-忍び寄る軍靴の足音と共に思いもよらぬ運命が彼女を待ちうけていた…。わが国バレエ界の礎となったロシア貴族、その美しき流転の軌跡。

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