遙かなる虎跡
1988年、マレーシア領ボルネオ。そこで働く日本人青年、西緑郎は、たまたまその死に立ち会ったチャン老人の遺品を、遺族のアイリーンに届けるはめになる。が、その遺品を血まなこで捜している男たちがいたとは…アイリーンが立ち上がる、「さあ、財宝を探しに行のよ」、その時、玄関の前が追手の車がブレーキの音を立てて停まった-。
1988年、マレーシア領ボルネオ。そこで働く日本人青年、西緑郎は、たまたまその死に立ち会ったチャン老人の遺品を、遺族のアイリーンに届けるはめになる。が、その遺品を血まなこで捜している男たちがいたとは…アイリーンが立ち上がる、「さあ、財宝を探しに行のよ」、その時、玄関の前が追手の車がブレーキの音を立てて停まった-。