小説むすび | 田中小実昌哲学小説集成 2

田中小実昌哲学小説集成 2

田中小実昌哲学小説集成 2

発売日

2025年1月22日 発売予定

田中小実昌 生誕100年記念刊行


『ポロポロ』から『アメン父』へーー。

幼少期、従軍、復員ののち東大哲学科入学。

米軍基地のアルバイトで暮らし、翻訳家、小説家となって後も、コミさんは哲学に関心を持ち続けた。

映画館への途中で、バスの旅で。カバンに忍ばせた文庫本に、文句と注釈をつけながらも読み続ける。

そんな日々が、いつしか「小説」となる……。


「哲学」「宗教」「小説」の三位一体のかんけいの謎を追究し、著者晩年の代表的シリーズとなった「哲学小説」を初集成(全三巻)。

第2巻は『なやまない』『ないものの存在』。

巻末に関連対談を付す。


(刊行予定)

2025年1月 第1巻(『カント節』『モナドは窓がない』) *第2巻と同時刊行

2025年3月 第3巻(単行本未収録短篇集)

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