小説むすび | モナ・リザの背中

モナ・リザの背中

モナ・リザの背中

ある日、美術館に出かけた曇天先生。ダ・ヴィンチの『受胎告知』の前に立つや画面右隅の暗がりへ引き込まれ、以来、絵の中に入り込んで冒険を繰り返す。絵の奥では「見えなかった背中」も「曖昧だった背景」も明らかに…。はたしてこれは夢か現か。文庫あとがきとして著者の“打ち明け話”付き!

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