蒼洋の城塞1
房総沖にて演習中の呂号第四四潜水艦が、空母「ホーネット」率いる米国の艦隊を発見!日本本土の奇襲を狙う「ドゥリットル空襲」の迎撃に成功し、敵艦隊に大打撃を与えた。意気上がる日本軍は、ポート・モレスビー攻略を主眼とするMO作戦の完遂を目指し、空母「瑞鶴」「翔鶴」、戦艦「陸奥」「伊勢」らを中核とする艦隊を派遣。珊瑚海にて、雪辱に燃える米軍と激突するー。鉄壁の護りで米国を迎え撃つ、横山信義の新シリーズ、開幕!
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珊瑚海海戦に勝利した日本軍はポート・モレスビーを占領。M0作戦の完遂という真珠湾以来の大戦果を上げた。その喜びも束の間、米機動部隊が日本占領下のツラギを攻撃。さらにガダルカナル島では米軍の飛行場が急ピッチで建設されていた。連合艦隊司令長官・山本五十六はM1作戦の中止を決定、標的をガダルカナル飛行場とソロモン諸島に変更する。だがその最中、米国はモレスビーへの輸送船団を強襲。対する日本軍は「蒼龍」「飛龍」ら機動部隊でケアンズ、タウンズビルの飛行場を攻撃し、米補給線の寸断を狙うのだがー。 2019/10/17 発売
第二次珊瑚海海戦に勝利し、米機動部隊を撃滅した日本軍。大きく継戦能力を落とした米国に対し、日本政府は水面下で早期講和の交渉を進める。しかし米国はこれを拒否し、モレスビー近海の日本軍補給線への攻撃を続行した。敗勢の米国が隠し持つ切り札、それは英国艦隊の豪州派遣であった…。英国M部隊の最新鋭戦艦「キング・ジョージ五世」「デューク・オブ・ヨーク」。対するは歴戦の戦艦「金剛」「榛名」、そして連合艦隊旗艦「大和」。珊瑚海にて、開戦以来最大の艦隊戦が幕を開ける! 2019/12/18 発売
戦艦『大和』をもって英国最新鋭戦艦を撃破したものの、日本にはニューギニアを制圧し豪州を屈服せしめるまでの力はなかった。戦場での勝利を積み重ねて敵の継戦意思を折るという戦略に限界を感じた山本五十六は、講和に至る別の方策を探るべく、司令長官を辞して連合艦隊を去る。同時に、開戦以来攻勢を続けてきた連合艦隊は守勢に転じ、長期持久も視野に入れた艦隊編成と人事の刷新を行う。一方、米国は新兵器を装備した艦隊を珊瑚海に送り込んで来た。迎え撃つ新体制連合艦隊に勝算はあるのかー 2020/02/19 発売