小説むすび | 歪んだ旋律

歪んだ旋律

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自分の主催するロック・コンサートを妨害する者の正体を突き止めてほしい-大物プロモーターのシーガルに招かれて、彼の自宅で開かれていたパーティに出かけていった私立探偵ジェイコブ・アッシュは、その場で依頼を受けた。だが、事件はその直後に起きた。パーティで振る舞われていたコカインを吸った落ち目のロック・スターのクーニイが急死したのだ。コカインは何者かによってヘロインとすり替えられていた。これもシーガルに対する嫌がらせのひとつなのか?それとも、はじめから、奇行で知られ、業界内に多くの敵を作っていたクーニイを狙った計画殺人だったのか?アッシュはクーニイの身辺をあらいはじめるが、なぜか彼と関係のあった人間はつぎつぎと謎めいた事故死を遂げていった…!ドラッグに彩られた頽廃のロック・シーンを舞台に、アメリカン・ドリームの光と影を描いた著者の自信作。

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