小説むすび | 罪と過ちの夜

罪と過ちの夜

罪と過ちの夜

ウェールズ北部の鉄道トンネルのなかで、全裸の少年の他殺体が発見された。被害者は、14歳の美少年アーウェル・トマス。アーウェルは死の直前、発見現場にほど近い児童養護施設「ブロドウェル」から脱走していたことが判明したのだが、彼の身体には、暴行されたあとがあった!「ブロドウェル」では、子供たちが虐待されているのだろうか?施設側は、マイケル・マッケナ主任警部らの捜査を、地元有力者の強力なバックアップを盾に、かたくなに拒否するのだが…『シメオンの花嫁』の作者が、英国社会にひそむ病巣を鋭くえぐる、傑作本格大作。

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