小説むすび | 種の起源

種の起源

種の起源

25歳の法学部生ユジンはその朝血の匂いで目覚めた。すぐに外泊中の義兄から電話があり「夜中に母のジウォンから着信があったようだが、家の様子は大丈夫か?」と尋ねられる。自分が全身血だらけなのに気づいたユジンは床の赤い足跡をたどり、階段の下に広がる血の池に母の死体を発見する…時々発作で記憶障害が起きる彼には前夜の記憶がない。母が自分の名前を呼ぶ声だけはかすかに覚えているが…母を殺したのは自分なのか?己の記憶をたどり真実を探る緊迫の三日間。韓国ベストセラー作家のサイコミステリ。

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