小説むすび | かくて彼女はヘレンとなった

かくて彼女はヘレンとなった

かくて彼女はヘレンとなった

老人たちが暮らすシニアタウンの住人ヘレンは、知人の安否確認のために訪れた隣家で美しいガラスパイプを見つける。だがそれは麻薬密売に関係する重要な証拠品だった。警察が捜査に来てしまったら、彼女が50年間隠し通してきた秘密が明るみになってしまうかもしれない。その秘密とは、彼女がかつて犯した罪から逃れるためにタレミーという元の名前を捨て、ヘレンと名前を変えて暮らしていること。窮地を脱すべくヘレンは策を練るが、事件は予想もつかない方へ発展し…過去と現在の謎が交差する衝撃のサスペンス。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP