小説むすび | 幽囚の地

幽囚の地

幽囚の地

都会の喧騒を離れ、アイダホ州の美しい田舎に家と牧場を買ったブレイクモア夫妻。二人が引っ越してしばらくのち、隣人であるダンが忠告にやってくる。この土地には「山の精霊」が住み着いており、季節ごとに住人を悩ませるため、必ず“精霊よけ”のルールに従ってほしいというのだ。最初に現れた春の精霊は不気味な光となって飛び回る程度だったが、季節が進むにつれて精霊たちは実体をもって夫婦に襲いかかるようになる。精霊を封じようとした二人はその怒りにふれてしまい、凄惨な復讐劇を招くこととなるが…

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