小説むすび | 霜のなかの顔

霜のなかの顔

霜のなかの顔

名高き老魔法使いプロスペロは、空気の中にただよっている漠然とした不安を感じとった。何かが潜んでいる。憎しみに充ちた悪意のようなものが…。やがてその重苦しい不安感は、確固たる恐怖に変じた。-古びたマント、巨大な蛾や鳥がプロスペロを襲いだしたのだ。!あまつさえ、老魔法使いの家の周囲にはなにやら不気味な人影がいくつも見え隠れしている。はたして、こうした怪異は何を意味するのか?プロスペロは、盟友の魔法使いロジャー・ベーコンと連れだって、事件究明にのりだすが…。ゴシック・フンタジイの金字塔、遂に登場。

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