小説むすび | 太陽神の乙女

太陽神の乙女

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トロイアの王妃は臨月を控えて悪い夢を見たー。生まれた男の子が火と燃えている夢だ。王はこれを凶とし、恐れおののいた。やがて赤子が生まれた。これまた凶兆として嫌われる男女の双子だった。結局、男の子は山奥に住む羊飼いの里子に出され、片やカッサンドラーと名付けられた女の子は王妃の手で育てられることになった。だが、それも12歳になるまでのこと。やがて彼女も里子に出された。女戦子アマゾーンのもとに。

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