小説むすび | ミノタウロスの森

ミノタウロスの森

ミノタウロスの森

紀元前1500年。クレタ王国は蛮族アカイア人の侵攻の前に屈しようとしていた。王女テアと弟のイカロス王子は追手を逃れて森の洞窟に入ったものの、牛頭人身の怪物ミノタウロスに行く手をふさがれてしまった。ところが意外にもミノタウロスは、怪物どころか、森を愛する知的で穏やかな生きものだった…。クレタの森の幻獣たちとともに、侵略者から故国を守ろうと立ち上がった王女と王子を描く、幻想の詩人スワンの処女長篇。

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