泥河の果てまで
スリランカのジャングルで遺跡を捜す日本人「おれ」は、報酬につられて危険な仕事を引き受けた。革命組織の男女をつれて政府軍の包囲を突破し、密林の奥にあるゲリラ基地へと潜入するのだ。しかも男のほうは、なんと日本人だった。ワニがひそむ河をカヌーで進み、野象が咆哮する大地を駆けるーそして襲いくる、謎の追跡者の銃弾。血の民族抗争に燃えるインド洋の島を舞台に、冒険小説の新たな旗手が放つ大迫力の長篇。
スリランカのジャングルで遺跡を捜す日本人「おれ」は、報酬につられて危険な仕事を引き受けた。革命組織の男女をつれて政府軍の包囲を突破し、密林の奥にあるゲリラ基地へと潜入するのだ。しかも男のほうは、なんと日本人だった。ワニがひそむ河をカヌーで進み、野象が咆哮する大地を駆けるーそして襲いくる、謎の追跡者の銃弾。血の民族抗争に燃えるインド洋の島を舞台に、冒険小説の新たな旗手が放つ大迫力の長篇。