小説むすび | 魔界の家(上)

魔界の家(上)

魔界の家(上)

数ある物件の中から、このコテージを選んだのはミッジだった。彼女の同棲相手マイクには、それがどうにも腑に落ちなかった。なぜ、このコテージでなければないけないのだ?彼女はこの家と何かつながりがあるのか?だが、実際に住みだすと、その家はマイクの懸念に反し、ミッジの想像どおり快適で暮らしやすかった。いや、それどころか、そこへ引っ越して以来、2人にはすばらしいことばかり起こり始めたのだ!まるでその家には魔力があるかのようだった…。

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