小説むすび | 非情のフィヨルド

非情のフィヨルド

非情のフィヨルド

白波を蹴立て、キャメロン中尉の乗る外洋臨検船キャッスル・ベイ号は、ノルウェーの北部に向かっていた。フィヨルドの奥深くに造られたドイツ軍の秘密基地ーそれを破壊する奇襲部隊を運び、秘かに上陸させることが与えられた任務だった。それは困難な命がけの任務といえた。フィヨルドは狭く曲がりくねり、断崖に囲まれて密易には進入できない。基地には厳重な警戒網が張りめぐらされている。しかも、キャメロンらを狙って、ドイツの巨艦が迫ってきたのだ!苛酷な戦場で、海の男の意地が、闘志が燃え上がる!迫力溢れるシリーズ第3巻。

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