小説むすび | 果てしなき夜の息子(上)

果てしなき夜の息子(上)

果てしなき夜の息子(上)

「おねがい、来て」留守番電話に吹きこまれた少女ポリーの声はリッチの助けを求めていた。彼は恋人のカリンと共に雪道をひた走り、ポリーの父親が経営する宿を訪れるが、娘は不在だと冷たくあしらわれる。不審に思ったリッチは、宿の一角でポリーが虐待を受けているのを発見。しかし、警官を連れて現場に戻ったとき、彼女の姿は消えていた。少女の身を案じるリッチの前にやがてアイネズと名乗る妖しい女が現われ、ポリーは実は悪魔に取り憑かれているのだと告げた。

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