小説むすび | 灰の中の名画

灰の中の名画

灰の中の名画

第二次世界大戦末期、ドレスデン空襲で焼失したとされるクールベの名画「石割り人夫」。この世界的名作が、戦後五十年近くたって突然、現われたという。ロンドンの画商オズワルド・ギンは、名画を売りたい人物がいるとの情報を旧友から入手。だが、その旧友は突然の死を遂げてしまう。オズワルドは謎の売手を探し、ナチの残党が隠れ住む南米へ飛ぶが…。英国の鑑定人が歴史の闇に消えた至宝の謎に迫る宝探しミステリ。

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