小説むすび | フレッシュアワー氏の蝋管

フレッシュアワー氏の蝋管

フレッシュアワー氏の蝋管

銀行の金庫室に長年眠っていた大量の録音用蝋管。それは大恐慌下の1934年、検察官トム・フレッシュアワーが遭遇した事件の記録だった。当時、彼はアマチュア考古学者レイニーとともに遺跡発掘品収集家の首なし死体が発見された事件を捜査していたのだ。真相を追う彼らの前に次々と発生する凄惨な殺人と発掘品盗難。その末に浮かびあがる驚くべき事実とは?情感溢れる筆致でサスペンスフルに描く、アメリカ図書賞受賞作。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP