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スウェーデンの田舎町、エンゲルスフォシュの高校を舞台に繰り広げられる、6人の「選ばれし者」である女子高生と闇の力との戦い。 もともと友達でもないバラバラな6人は、果たして力を合わせることができるのか? 魔法や邪悪との戦いと共に描かれるのは、いじめ、複雑な家庭、先生への恋、摂食障害などの10代のリアルな日常。息をもつかせぬ展開のなか、少女たちが見つけ出した敵はーー。 スウェーデンのベストセラー・ファンタジー、『ザ・サークル』は、3部作の1作目。世界28か国で訳されている。 本国では映画の撮影も話題だ。 マッツ・ストランドベリ スウェーデンの小説家、ジャーナリスト。この作品以前に3作の小説を発表。また、新聞に寄せるコラムも高い評価を受けている。 サラ・B・エルフグリエン スウェーデンの脚本家、小説家。映画の脚本家などを経て、小説家に。『ザ・サークル』がデビュー作。 【DIR EN GREYのTシャツ】 選ばれし者のひとり、リニーアが来ているのは、日本のロックバンド、DIR EN GREYのTシャツ。 スウェーデンでは、日本の音楽や若者文化が人気で、著者のサラも日本が好き。 彼女が知り合った少女がDIR EN GREYのTシャツを着ていたため、作中で登場した。 2014/08/07 発売
世界最高のインターネット・カンパニー、サークル。広くて明るいキャンパス、一流のシェフを揃えた無料のカフェテリア、熱意ある社員たちが生み出す新技術ーそこにないものはない。どんなことも可能だ。故郷での退屈な仕事を辞めてサークルに転職した二十四歳のメイは、才気あふれる同僚たちに囲まれて幸せな会社生活を送りはじめる。しかし、サークルで推奨されるソーシャルメディアでの活発な交流は、次第にメイの重荷になっていき…。人間とインターネットの未来を予見して世界を戦慄させた、笑いと恐ろしさに満ちた傑作小説。 2014/12/19 発売