小説むすび | ニューオーリンズにさよなら

ニューオーリンズにさよなら

ニューオーリンズにさよなら

話さずにいられないのよ、だれかにー母を亡くして以来、地方検事補ドニーズにとってマデリンは母親のような存在だった。その彼女の切実な声になぜ耳を傾けてあげなかったのか。子供のできなかったマデリン。事業に行きづまり、妻の財産にまで手を付けようとする夫。夫婦の絆が切れようとしているのか…自宅の寝室で、マデリンが胸を撃たれて殺されているのが見つかったのは、そんなときだった。そして、愛人のいる夫が容疑者として浮かんできたのだ…古いものと新しいものとが混在する街で起った悲劇を情感豊かに描く、3部作完結篇!

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