小説むすび | 死への優雅なダンス

死への優雅なダンス

死への優雅なダンス

ニューヨークのナショナル・バレエ団では、新作の公演に向けて猛練習が続けられていた。主役を踊るのは花形プリマかライバルか。相手役の男性ダンサーは誰になるのか。すべては芸術監督兼振付家のホルトの胸一つにかかっていた。そんな矢先、ホルトが刺殺された。犯人は逮捕されたが、その殺人には依頼者がいたことが判明した。が、それが誰か告げる前に犯人は死んでしまったのだった。バレエ団の理事長をつとめるウォール街の老弁護士フロストはひそかに調査を始めたが…。現代ニューヨークの知識階級の生態をいきいきと描くシリーズ第二弾。

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