小説むすび | 天使の一撃

天使の一撃

天使の一撃

ロンドンの裏通りで起きた殺人事件は背後に異常な動機をうかがわせた。最初の一撃で意識を失い瀕死の男に、金づちでとどめの一撃を加えるという残忍な手口だったのだ。捜査にあたるマクリーシュ警部は、被害者が勤めていた繊維会社が倒産寸前であることを知る。一方、資金援助を検討していた貿易産業省は、女性事務官フランチェスカを派遣し経営状態の調査にあたらせていた。協力して調査を進める二人の前で意外な犯人が明らかになる。無骨な警部とキャリアウーマンの活躍をスタイリッシュに描く新シリーズ。英国推理作家協会賞新人賞受賞作。

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