小説むすび | いま一度の賭け

いま一度の賭け

いま一度の賭け

わたしを捨て、若い女性を選んだ彼の弁護を引き受けるなんて。連邦職員を買収した罪に問われた元恋人マットが、わたしに助けを求めてきた。彼はマフィアに関わる弁護士で敵も多い。初の大きな裁判に臨む緊張のなか、わたしは検察側の証人が麻薬取引に関わっている事実を知る。が、その証拠を握る男が他殺体で発見される。理性と感情の間で揺れる弁護士キャスの心情を情感溢れる筆致で描くアメリカ探偵作家クラブ賞候補作。

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