小説むすび | 盗まれた花

盗まれた花

盗まれた花

ヴァレリー・ソマーズ、10歳になったばかりの可愛いブロンドの少女。8カ月前母親のミシェルとイタリアへ旅行したとき、ポンペイの遺跡でとつぜん消えてしまった。行方知れずだった少女がついに見つかった-何者かがソマーズ家に郵送してきた《ニンフェット》という雑誌の中で。アムステルダムで出版されている子供ポルノの雑誌で、見るもおぞましい恰好のヴァレリーの写真が載っていた。私立探偵フランク・デナルドは、憔悴しきった母親ミシェルの依頼をうけ、悪魔のような連中の手から何とかしても少女を生きたまま連れもどすべく、敢然とヨーロッパへ飛び立った。手に汗にぎるスピーディな展開とヒューマンタッチで描く、社会派アクション・ハードボイルド!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP