小説むすび | プ-ドル・スプリングス物語

プ-ドル・スプリングス物語

プ-ドル・スプリングス物語

『長いお別れ』で出会った大富豪の娘リンダ・ローリングと結婚した、私立探偵フィリップ・マーロウは、高級リゾート・タウン、プードル・スプリングスの豪華な新居に落ち着くことになった。だが探偵稼業をやめたわけではない。新妻の財力に頼らず、町のはずれに新しい事務所をひらくと、噂をききつけたのか、早速、怪しげな依頼人がやってきた。賭けの借金を払わずに姿を消した男を探してほしい、とカジノ経営者のリピイという客は頼み込んだ。看板を掲げている以上、どんな依頼も引き受けざるをえない。そして仕事をはじめると、事は意外な様相をみせるのだった…。レイモンド・チャンドラーの未完の遺作を、当代随一の人気ハードボイルド作家ロバート・B・パーカーが師のあとを継いで30年ぶりに完成させた超話題作。

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