死にいたる芳香
スイスの保険調査員ペーター・ロッスリはサルティーヌに同行してパリのレストラン巡り。次から次に出てくる料理とワインに胃の休まる暇もない。取材先のレストラン〈フロリレージュ〉で酷評されるのを恐れた店主からとっておきのコニャック〈ドリュモン〉を贈られる。ところがそれを飲んだサルティーヌ七転八倒のすえ死に至ってしまう。コニャックのなかから毒物が検出され保険調査員ロッスリは急遽コニャック地方の名門メーカードリュモン社へ調査に出向くことになった。
スイスの保険調査員ペーター・ロッスリはサルティーヌに同行してパリのレストラン巡り。次から次に出てくる料理とワインに胃の休まる暇もない。取材先のレストラン〈フロリレージュ〉で酷評されるのを恐れた店主からとっておきのコニャック〈ドリュモン〉を贈られる。ところがそれを飲んだサルティーヌ七転八倒のすえ死に至ってしまう。コニャックのなかから毒物が検出され保険調査員ロッスリは急遽コニャック地方の名門メーカードリュモン社へ調査に出向くことになった。