小説むすび | ケイヴマン

ケイヴマン

ケイヴマン

1995年度アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞受賞作。マンハッタンの北端、インウッド・パークの洞窟で暮らしていることから“ケイヴマン”と呼ばれるホームレスのロミュルス・レッドベターは、クライスラー・ビルに住む悪の首領スタイヴェサントが世界征服を目論んでいるという妄想に取りつかれている。ある日、洞窟の前で仲間の死体を発見した彼は、犯人を探し出すべく、悪が巣食うダウンタウンへとただひとり乗り込んでいく…。いまアメリカでもっとも注目を集める気鋭の新人が、独創的な人物造形と詩的な文体で描く、話題沸騰のエンターテインメント。

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