小説むすび | ポットショットの銃弾

ポットショットの銃弾

ポットショットの銃弾

西部の小さな町ポットショットから来た美女は、夫を殺した犯人を捕らえてほしいとスペンサーに依頼した。町の近くの鉱山跡に巣くう無法者集団“ザ・デル”が、彼女の夫を殺したと言うのだ。町の警察も保安官も、強大な“ザ・デル”には手を出せない。町へ乗り込んだスペンサーは、はやくも“ザ・デル”と対峙するが、その様子を見ていた町の有力者たちは、驚くような提案をスペンサーにした。「金は出す、方法は問わない、“ザ・デル”を追い払ってくれ」さっそく準備にかかったスペンサーは、各地から腕利きのガンマンたちを集める。敵の勢力は四十人以上だが、ホークをはじめとするスペンサー陣営も凄腕ぞろいだ。西部の荒野に、対決の舞台は整った…だが、スペンサーの嗅覚は、事件の裏にまったく別の構図を嗅ぎ当てていた。対決を前に明らかになる、意外な事実とは?雄大な西部の荒野を舞台に、オールスター・キャストで送る、アクション巨篇。

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