小説むすび | わたしが降らせた雪

わたしが降らせた雪

わたしが降らせた雪

十歳のジュディスは、小さな町に、信仰に篤い父とふたりで暮らしている。学校でいじめられるジュディスの心のよりどころは、自分の部屋に作った模型の世界、「最も美しい土地」だった。ある日、ジュディスは「最も美しい土地」に雪を降らせた。次の日めざめると、窓の外は一面の銀世界だった。これは神の奇跡なのだろうか?しかし、それは数々の予想もしなかった災難をもたらして…。聡明で孤独な少女の闘いを繊細にあざやかに描き出したデビュー作。デズモンド・エリオット賞受賞。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP