小説むすび | 十津川警部陰謀は時を超えて

十津川警部陰謀は時を超えて

十津川警部陰謀は時を超えて

出版社

文藝春秋

発売日

2012年2月10日 発売

雑誌「われらの時代」の編集者、若杉誠は、取材で名古屋と世界遺産・白川郷を訪れた。名古屋では新幹線の最先端技術を、白川郷では世界遺産の現状を取材したが、若杉には別の目的があった。白川郷に古くから伝わるがんの秘薬を入手することー。その薬をめぐって起きた殺人事件は、二〇二七年開業予定のリニア中央新幹線計画と、見えない糸でつながっていた。リニア新幹線=日本の「未来」と、世界遺産=守るべき日本の古き良き「過去」が、十津川警部の中で結びついていく。トラベル・ミステリーシリーズの最新刊。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP