16歳の少女はなぜ死んだのか?家族や地域の絆を失った“無縁社会”で若者たちが抱える孤独と痛みを描く警察小説。
腐乱死体となって発見された16歳の少女・舞子は妊娠していた。援助交際、ネットカフェ難民ー地方の養護施設から逃げ出し都会をさまよう舞子は、腹違いの弟を死に追いやり保険金を奪った叔父の行方を追っていたという。無縁社会を生きる若者たちの孤独を噛みしめ奔走する警視庁捜査一課大河内班の刑事たち。 2016/11/10 発売