赤い博物館
『密室蒐集家』で第13回本格ミステリ大賞を射止めた著者がミステリ人生のすべてを賭けて贈る渾身作。
キャリアながら《警視庁付属犯罪資料館》の館長に甘んじる謎多き美女と、一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい巡査部長。図らずも「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件とはーー。予測不能の神業トリックが冴え渡る、著者初の本格警察小説!
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赤い博物館赤い博物館
超ハイレベルで奇想天外、予測不能なトリック駆使の本格ミステリ! 警視庁付属犯罪資料館、通称「赤い博物館」の館長・緋色冴子はコミュニケーション能力は皆無だが、ずば抜けた推理力を持つ美女。そんな冴子の手足となって捜査を行うのは、部下の寺田聡。過去の事件の遺留品や資料を元に、難事件に挑む二人が立ち向かった先はーー。 予測不能なトリック駆使、著者渾身の最高傑作! TVドラマ原作 「読者に対して手がかりを堂々と提示しながらも真相を当てさせない」という 難題を見事にクリアしている。 --飯城勇三「解説」より ◎目次 パンの身代金 復讐日記 死が共犯者を別つまで 炎 死に至る問い 2018/09/04 発売