小説むすび | 明治銀座異変

明治銀座異変

明治銀座異変

出版社

文藝春秋

発売日

2018年9月14日 発売

昨年、『明治乙女物語』で松本清張賞を受賞し、鮮烈なデビューを果たした著者渾身の本格歴史ミステリー!
明治維新前夜、妻、幼子とともに馬車に乗っていた英国商人が、関内で三人の侍に斬殺される事件がおきます。三人は「攘夷なり!」と叫んで逃走し、その行方は杳として知れませんでした。
それから17年後、銀座煉瓦街で鉄道馬車の馭者が、何者かに狙撃され死亡します。彼はこときれる前、「青い眼の子……」との言葉を遺しました。この意味するところは何なのか。「開化日報」の敏腕記者・片桐が幼い“相棒”直太郎と、事件の真相に迫りますーー。

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